書評

久々にやるかw

今回も2つ。どちらも大学の生協で買ったもの。w

『水の時計』
少年がある少女の臓器の運び屋をする悲しい話。ある理由で違法の臓器であるが少年は運び屋になりバイクで駆け抜ける。途中で臓器を提供される側の話が2,3出てくるが、結構込んだストーリーだと思いました。でも全体的に見るとなんか話の流れが釈然としないような?特に主人公。でも面白かったです。涙もろい人は泣くかも!?


『呼人』
著者は野沢尚。少年期を境に成長が止まってしまった永遠の少年の話。心も体も少年のままの主人公は世間の冷たい風を受けつつも一生懸命生きる。しかし大人になった同年代の人々が忘れてしまった事やできない事を永遠の少年はずっと持ち続けた。なぜ成長が止まったのか?大人になった同級生を励まし、そして励まされ、少年はその謎を解きに行く…。
読み始めは同級生との交流で終わるのかと思ったら、後半がハチャメチャストーリーでなかなか楽しめました。w